キクイチモンジ（2020年生、母チェス）

Kikuichimonji

2020.04.02

キクイチモンジ（2020年4月2日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のベルシャザール（当時12歳）と交配したチェスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北田 剛。主な勝ち鞍は2024年の一般C21。

経歴

デビュー前

佐々木仁厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2023年）

9月12日、デビュー戦は増田充宏騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

11月6日、中3週で迎えた3戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したシャイニングヒカリを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月13日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のカンパネッロ特別（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月2日、中2週で迎えた5戦目は、めんこ賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

1月31日、中3週で迎えた6戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート920m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったカパリルアに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月1日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハクサンブリエに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。