タイムカム（2012年生、母クイーンオブタイム）

タイムカム（2012年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のケイムホーム（当時13歳）と交配したクイーンオブタイムが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2016年の4歳以上C2 14。

経歴

デビュー前

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

8月16日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

9月20日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず最後はベストクルーと並んで5着同着となった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月31日、連闘で迎えた5戦目は、3歳以上C2 42（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったアドマイヤソウに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 27（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のコンゴウサクラに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 37（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったカガハリウッドに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のセイユウパワーに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月30日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

3月5日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コスモエルタニンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月18日、中6週で迎えた15戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた16戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、三石海浜公園賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた19戦目は、真歌公園賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

8月3日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた21戦目は、沙流川森林組合長賞（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた22戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。