ラストキッス（1990年生、母ユーワエアメール）

経歴

デビュー前

2歳（1992年）

11月15日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（1993年）

2月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、勝ったヒシアリダーにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、苛烈なペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばしてすんなりと抜け出し、最後は2着のカネヤマジーノに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

4月24日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサンセヴェリーナをアタマ差振り切って2勝目を収める

5月22日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのカーネーションカップ（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦2勝）。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月27日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳900万下のしゃくなげステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で江田照男騎手（9戦2勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

4歳（1994年）

2月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で江田照男騎手（10戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で江田照男騎手（11戦2勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で江田照男騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月2日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で江田照男騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったミヤノスカーレットにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

4月23日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で江田照男騎手（14戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で江田照男騎手（15戦2勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、最後はフジノカムイと並んで4着同着となった。

6月5日、中3週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で江田照男騎手（16戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で江田照男騎手（17戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月16日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は19戦連続で江田照男騎手（18戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったシャンフィールドに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月7日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で江田照男騎手（19戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で江田照男騎手（20戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るバディーホーショーを驚異的な末脚で半馬身差し切って久しぶりに勝利を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で江田照男騎手（21戦3勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

5歳（1995年）

1月14日、約4か月半の休養明けで迎えた23戦目は、5歳以上900万下の若水賞（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で江田照男騎手（22戦3勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

1月21日、連闘で迎えた24戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で江田照男騎手（23戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で江田照男騎手（24戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は26戦連続で江田照男騎手（25戦3勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた27戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は27戦連続で江田照男騎手（26戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で江田照男騎手（27戦3勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビンゴアズサにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

4月16日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で江田照男騎手（28戦3勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた30戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は江田照男騎手（29戦3勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた32戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（30戦3勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた33戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（31戦3勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の蔵王特別（福島芝1800m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（32戦3勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、忙しいペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上900万下の月岡特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（33戦3勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下の苗場特別（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（34戦3勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く18着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（35戦3勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入り込んだ。