トーアオンリーユー（2002年生、母リーブミアローン）

トーアオンリーユー（2002年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋あなただけ」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時14歳）と交配したリーブミアローンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道虻田郡豊浦町、生産者は（有）トーア牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方20戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C7二。

経歴

デビュー前

柴田政見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

12月25日、デビュー戦は白坂聡騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

3歳（2005年）

1月8日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂聡騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

2月17日、中5週で迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の諭鶴羽山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4歳（2006年）

1月2日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

1月17日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2一（園田ダート1230m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月1日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた7戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上D2三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月28日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフジノスリーセブンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月5日、中0週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月17日、中1週で迎えた13戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したポデロッソを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハギノプロフィットに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C7二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のワイラブカラーを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた21戦目は、3歳以上C2二（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた22戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。