コウギョウマシェリ(2013年生、母ビューティソング)
Kogyo Ma Cherie
2013.04.30
コウギョウマシェリ(2013年4月30日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名+愛しい人(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のアサクサデンエン(当時14歳)と交配したビューティソングが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 清志。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
1歳のとき、村下清志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、リバティホースナヴィゲイトによって313.2万円で落札された。
伊藤大士厩舎(美浦)へ入厩。
2歳(2015年)
11月8日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬(東京芝1600m 雨/良)に出走。馬体重は486kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
11月15日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利(東京ダート1600m 曇/不良)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手(1戦0勝)。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。
3歳(2016年)
2月14日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利(東京ダート1600m 曇/稍重)に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。
6月18日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利(函館ダート1700m 晴/重)に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びで猛進したが、ハヤブサプリプリに半馬身交わされて2着となった。
6月26日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利(函館ダート1700m 曇/不良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原田和真騎手(1戦0勝)。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャインプラチナムに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
4歳(2017年)
5月13日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下(新潟ダート1800m 曇/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で原田和真騎手(2戦1勝)。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。