テッケンドリーム（1997年生、母ノーザンフアミリー）

テッケンドリーム（1997年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時8歳）と交配したノーザンフアミリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は赤坂光夫。戦績は、地方26戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の草笛特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

渡部則夫厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1999年）

9月23日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は493kg。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月30日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るシャトレーダンサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月27日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナスノサンデーに2馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月27日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のポインセチア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

3歳（2000年）

2月4日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた5戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

6月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、3歳戦のハマナス特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4歳（2001年）

3月28日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスターゲンキクンにハナ差交わされて2着に惜敗した。

4月12日、中1週で迎えた10戦目は、エキサイティングナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦2勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は早田秀治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、草笛特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のヘイアンコンコルドを半馬身振り切って久々に白星を挙げた。

6月5日、中1週で迎えた13戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は早田秀治騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

8月8日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早田秀治騎手（6戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5歳（2002年）

1月7日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1590m 内回り雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

9月3日、約7か月半の休み明けで迎えた20戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた21戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、賀張特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた22戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた23戦目は、新冠町商工会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月24日、中0週で迎えた24戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、平松特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた25戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた26戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、門別短距離特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。7着に終わった。