ハマノエンペリー（1995年生、母テルノプリマー）

ハマノエンペリー（1995年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時15歳）と交配したテルノプリマーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は白井吉美。戦績は、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳。

経歴

デビュー前

岩本正清厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（1998年）

1月11日、デビュー戦は鶴田知久騎手を鞍上に据えて、4歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鶴田知久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメジロジェンヌを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

2月7日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鶴田知久騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鶴田知久騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったルーブルサンダーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月1日、連闘で迎えた5戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鶴田知久騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のルーブルサンダーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鶴田知久騎手（5戦2勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のルーブルサンダーをアタマ差振り切って制した。

4月19日、中4週で迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鶴田知久騎手（6戦3勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。