スピードマイスター（2006年生、母ストロングレディー）

スピードマイスター（2006年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「速度＋達人（独）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時11歳）と交配したストロングレディーが23歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は福島県、生産者は農事組合法人天栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方43戦3勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C4三。

経歴

デビュー前

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2009年）

12月22日、デビュー戦は山中利夫騎手を鞍上に据えて、一般C4七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は505kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るロマニートウショウを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月30日、連闘で迎えた2戦目は、一般C4四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマカリイに1馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

4歳（2010年）

1月30日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月7日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手が足りず16着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。

6月29日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、一般C4三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のロックフェラーを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

7月11日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた8戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた9戦目は、根上七夕まつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、ねんりんピック石川特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（7戦3勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山中利夫騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

5歳（2011年）

1月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた16戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で山中利夫騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

4月3日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた19戦目は、タカシ初来場記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（12戦3勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（13戦3勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月29日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（14戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた23戦目は、名物食べて復興支援はらこ飯（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山中利夫騎手（15戦3勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた24戦目は、復興支援食べてね石巻焼きそば（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山中利夫騎手（16戦3勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山中利夫騎手（17戦3勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた26戦目は、手取峡谷特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山中利夫騎手（18戦3勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた27戦目は、ぐず焼き祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山中利夫騎手（19戦3勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた28戦目は、まいもんまつり秋の陣特別（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山中利夫騎手（20戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4五（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山中利夫騎手（21戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

10月11日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で山中利夫騎手（22戦3勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3三（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山中利夫騎手（23戦3勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3八（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で山中利夫騎手（24戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月22日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、JUNK LOUD A/W杯（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は14戦連続で山中利夫騎手（25戦3勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

11月29日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3十（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で山中利夫騎手（26戦3勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた35戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で山中利夫騎手（27戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた36戦目は、一般C3九（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は17戦連続で山中利夫騎手（28戦3勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた37戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3十（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安部竜司騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6歳（2012年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた39戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、仙台市復興支援（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

3月25日、中1週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた40戦目は、ワンタッチ運転代行祝1周年（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた41戦目は、宝達山開山祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山中利夫騎手（29戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた42戦目は、山中漆器祭特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（30戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

5月13日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた43戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（31戦3勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた44戦目は、一般C4三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は安部竜司騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

9月11日、中3週で迎えた45戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は服部大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた46戦目は、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7歳（2013年）

3月12日、約5か月半の休み明けで迎えた47戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。