パシージョ（2016年生、母フォトジェニック）
Pasillo
2016.03.06
パシージョ（2016年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「サッカーで、優勝チームを相手チームが花道を作って出迎える儀式」。毛色は鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時15歳）と交配したフォトジェニックが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は築紫 洋。主な勝ち鞍は2019年の3歳未勝利。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 1戦0勝 [0-0-0-1/1]
- 生年月日
- 2016年3月6日
- 出生国
- 日本
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 田中博康美浦
- 馬主
- 前田幸治
- 生産者
- 築紫 洋
- セール落札価格
- 2,808万円
北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
- 抹消情報
- 中央：2021年3月25日抹消
地方：2020年8月12日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のフォトジェニックは中央平地5戦0勝2着2回、地方1戦0勝2着1回。祖母のピクチャープリンセスは海外1戦0勝。曾祖母のInsijaamは海外7戦3勝。父のブラックタイドは中央重賞1勝（中山芝[1800m]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| 牡 | Hail to Reason | 4×6 | 7.81% |
| 牡 | Lyphard | 4×5 | 9.37% |
| 牡 | Northern Dancer | 5×4*6*6 | 12.5% |
| 牡 | Turn-to | 5*7×7*7 | 5.46% |
| 牡 | Crepello | 5×7 | 3.9% |
| 牡 | Mahmoud | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Court Martial | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Sir Gaylord | 6×6 | 3.12% |
| 牡 | Nearco | 7*7×6*7 | 3.9% |
| 牡 | Princequillo | 7×6*7 | 3.12% |
| 牡 | Hyperion | 7*7×7 | 2.34% |
| 牡 | Wild Risk | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Sir Gallahad | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Blenheim | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Secretariat | 4*6 | 7.81% |
| 牡M | Nasrullah | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Almahmoud | 5*7×6 | 5.46% |
| 牝 | Somethingroyal | 7×5*7*7 | 5.46% |
| 牝M | Lalun | 6*7 | 2.34% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- サンデーサイレンス系
- ファミリーナンバー
- 25
レース成績
経歴
デビュー前
1歳のとき、築紫洋から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田幸治によって2,808万円で落札された。
田中博康厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2018年）
9月23日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。
3歳（2019年）
2月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリヴィエラをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。
6月22日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート2100m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。
7月20日、中3週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート2400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
9月22日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に終わった。
4歳（2020年）
3月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた7戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。
4月19日、中5週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
5月10日、中2週で迎えた9戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
8月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。
2020年8月12日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。
11月8日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（2021年）
1月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月13日、中2週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムディランに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。
2021年3月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。