2000ゴールデン ホイップ トロフィー

レース展開

アイプロミスユーが後続を引き連れる展開、半馬身差の2番手を進むコマンドスズカ

アイプロミスユーが果敢にハナを切り、半馬身のリードで集団を引っ張っていく。2番手にコマンドスズカが続く。続いて、ノットセルダムが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアフターユー、ケイズヒーロー、ヒシマジェスティら3頭。その1馬身後ろ、パラダイスヒルズとワールドナウは中団前寄り。ハクサンデヴィアスとマチカネハレスガタは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはイブキヤマノオー、カートゥーン、トップコマンダー。殿にトウカイロッキーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2000ゴールデン ホイップ T、パラダイスヒルズが颶風の様な末脚を披露して前方の各馬をまとめてひと飲み

先頭はコマンドスズカでリードは体半分。2番手にアイプロミスユーとヒシマジェスティが続く。その直後、アフターユー、ケイズヒーロー、ハクサンデヴィアス、トップコマンダーらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはトップコマンダー。そのまま押し切るかに思われたが、後方3番手にいたパラダイスヒルズが豪快な末脚を爆発させてトップコマンダーを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを駆け抜けた。2着のトップコマンダーから3/4馬身差の3着には、4番手の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走した11番人気のハクサンデヴィアスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたアフターユーが入線、さらにアタマ差の5着には、最後方にいた14番人気のトウカイロッキーが食い込んだ。1番人気のカートゥーンは後方3番手にいたが伸びあぐねて11着に敗れた。2番人気のヒシマジェスティは2番手にいたが最後一杯になって7着に敗れた。