レース展開

シュプールが先陣を切る展開、そのあとに続くアポテカ

シュプールが先手を取る形となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを牽引。単独の2番手にアポテカが続く。続いて、マイヴェリテが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミテクレコノアシは中団やや前。シェーンシュタットは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはジェミースターとパステルデナタ。最後方にキャリアウーマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

能登半島地震復興応援杯（51）、アポテカが勝負根性を発揮してゴール間際の横並びの激戦を僅かに制す

先頭はシュプールとアポテカでリードは1馬身。シェーンシュタットとミテクレコノアシが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、単独で先頭に立ったのはアポテカ。そのままアポテカが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグングンと追い迫った8番人気のシェーンシュタットをアタマ差で凌ぎ切り勝利を決めた。2着のシェーンシュタットから1馬身半差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジンワリと伸びたパステルデナタが入った。1番人気のキャリアウーマンは後方2番手にいたがあとひと押しが足りず4着に敗れた。2番人気のミテクレコノアシは好位にいたが最後一杯になって7着に敗れた。