レース展開

フェスティヴワールが全馬を先導、その直後を進むケンアンドランス

フェスティヴワールが主導権を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にケンアンドランスが続く。そのあと、フライトゥヘヴンが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、アフロディテバイオは中団やや前。アップルパンチは中団馬群のど真ん中を追走。パンテラは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはルエールダルジャン。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはアフロディーテ。殿にケイツーシリングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

新型コロナ対策医療従事者支援レース、フライトゥヘヴンが早めに仕掛ける積極的な競馬で3勝目をつかむ

先頭はケンアンドランスでリードは1馬身。単独の2番手にフライトゥヘヴンが続く。その直後、フェスティヴワールが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のケンアンドランス。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたフライトゥヘヴンが次元の違う末脚を炸裂させてケンアンドランスを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を収めた。2着のケンアンドランスから5馬身差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジンワリと伸びたアフロディテバイオが入った。2番人気のケイツーシリングは後方3番手にいたがもうひと伸びが足りず6着に敗れた。