メイクデビュー札幌 南アフリカ賞

レース展開

ヒルノカーディフが集団をリードする展開、直後の位置にダイヤノゴトクが取り付く

ヒルノカーディフが端に立つ恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にダイヤノゴトクが続く。そのすぐ後ろ、ダノンミッション、ウェーヴレット、ヴォラヴィア、コパノハーンらが3番手の好位につける。モンツァフレイバーとクァンタムリードは中団後方の位置。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはダイシンラーとキングピラート。少し離れたしんがりにワサンノタイカとルーティーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メイクデビュー札幌 南アフリカ賞、ダイシンラーが負けん性を発揮してゴール手前の激しい戦いをアタマ差で物にする

先頭はヒルノカーディフでリードは半馬身。2番手にダイヤノゴトクが続く。その直後、ダノンミッション、キングピラート、クァンタムリードらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは1番人気のダノンミッション。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたダイシンラーが次元の違う末脚を炸裂させてダノンミッションを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利をモノにした。2着のダノンミッションから2馬身半差の3着には、逃げ粘ったヒルノカーディフが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたウェーヴレットが入線した。2番人気のダイヤノゴトクは2番手にいたがいいところなく5着に敗れた。