レース展開

ファディッシュが隊列を先導、その直後にホワイトブレスが続く

ファディッシュが敢然とにハナを切り、後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。単独の2番手にホワイトブレスが続く。そのあと、ロイヤルヨットが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはコスモヴェレッド。その1馬身後ろ、トリニタリアニズムは中団やや前。ラヴィテスミラノは中団馬群の丁度真ん中を追走。ドウシは中団後方の位置取り。ピンクフリオーソは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはストームシャドウ。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはプチポワン。シンガリにサンベリーニがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2023JockeysFestival（6th）、コスモヴェレッドが取柄である機動力を活かした万全の立ち回りで待望の初白星を挙げる

先頭はファディッシュでリードは1馬身。単独の2番手にコスモヴェレッドが続く。そのあと、ロイヤルヨットが3番手。1馬身離れて、ホワイトブレスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるファディッシュ。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた1番人気のコスモヴェレッドが目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、逃げ粘ったファディッシュが続き、2着と2馬身差の3着には、最後方の位置から切れ味のいい末脚を繰り出した9番人気のサンベリーニが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたトリニタリアニズムが入線した。2番人気のロイヤルヨットは絶好位にいたが最後一杯になって11着に敗れた。