2歳C1一

レース展開

トーセンクリスタルとフレンチセシル

トーセンクリスタルとフレンチセシルが並んで端に立つ恰好となり、後続との差1馬身ほど確保して一団を先導。サンエイパールが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、トゥーナヒラッパーは中団前寄り。サンエイゼウスは中団馬群のちょうど真ん中を追走。フローラルスキップとニューヒロインは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっと我慢するのはマツリダアシガル。殿にラフィネゴールドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンエイパールが戦前の低い評価を覆すかの如き激走を見せて優勝を掻っ攫う

先頭はトーセンクリスタルでリードは1馬身。単独の2番手にフレンチセシルが続く。そのすぐ後ろ、トゥーナヒラッパーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは2番人気のフレンチセシル。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいた7番人気のサンエイパールが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばしてフレンチセシルを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴み取った。2着のフレンチセシルから1馬身差の3着には、逃げ粘ったトーセンクリスタルが入った。