スマイルシティ・品川賞

レース展開

ガマンが全馬を率いる展開、そのあとを追走するセレーネグランツ

主導権を握ったのはガマン。リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にセレーネグランツが続く。その後ろ、セバスチャンが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、ブラックサラディンは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはリックマーベル。その1馬身後ろ、スミソニアンは中団前め。ジョブックビザーレは中団馬群の真ん中あたりを追走。コハクは中団後方の位置取り。その直後、レーベンレジェンダが9番手。続いて、サブゼロが10番手。そのあと、スコトントンが11番手。ダンスポケットは後方5番手で機をうかがう。ディープアゲインは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で折り合いをつけるのはシントーヨーキヒ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはラッシュワン。どん尻にコスモオニアシゲがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スマイルシティ・品川賞、ラッシュワンが閃光の様な差し脚を弾けさせて前の各馬をまとめて一蹴

先頭はセバスチャンでリードは1馬身。単独の2番手にガマンが続く。その後ろ、スミソニアンが3番手。そのあと、リックマーベルが4番手。1馬身離れて、ブラックサラディンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはスミソニアン。そのまま押し切るかに思われたが、後方3番手にいたラッシュワンが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた13頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、3番手の位置から堅実に脚を伸ばしたスミソニアンが続き、2着と2馬身差の3着には、後方4番手の位置から切れ味のいい末脚を披露したディープアゲインが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたシントーヨーキヒが入線、さらにアタマ差の5着には、後方5番手にいたサブゼロが食い込んだ。1番人気のリックマーベルは好位にいたが失速して9着に敗れた。