2歳未勝利

レース展開

シャインケニーが集団をリードする展開、直後の位置にショウリノウタゲとハーツオブテキサスが取り付く

シャインケニーがハナを切る恰好となり、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。2番手にショウリノウタゲとハーツオブテキサスが並ぶ。その直後、クレバーパルマとルーベンスクラフトが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ファリームとナデシコニッポンは中団やや前。ロマンシングジェムとバンテアイスレイは中団馬群のちょうど真ん中を併走。少し空いて、マスタープリメーラとマインユアーズは中団後方の位置。さらに少し間が空いて、スイートクラウンとウイントレジャーは後方4番手で前方各馬の動きを静観。さらにその少し後ろ、後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはスノードロップ。さらに少し差があって、後方2番手の位置で力をタメるのはグータッチ。どん尻にニュートロンスターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クレバーパルマが武器である自在性を活かしたロスの少ない立ち回りで初勝利を挙げる

先頭はシャインケニーでリードは1馬身。単独の2番手にハーツオブテキサスが続く。そのあと、ルーベンスクラフトが3番手。1馬身離れて、クレバーパルマとナデシコニッポンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはハーツオブテキサス。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のクレバーパルマが次元の違う末脚を炸裂させてハーツオブテキサスを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着のハーツオブテキサスから2馬身差の3着には、中団前目の位置から閃光の如き末脚を繰り出したロマンシングジェムが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、逃げ粘ったシャインケニーが入線、さらに2馬身半差の5着には、絶好位にいたルーベンスクラフトが食い込んだ。2番人気のナデシコニッポンは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって10着に敗れた。