福島放送賞

レース展開

パリスファントムが集団を引っ張る形、直後の位置にリニアチカラ、シマノラセーヌ、モガミトライアンが取り付く

パリスファントムがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にリニアチカラ、シマノラセーヌ、モガミトライアンらが並ぶ。アローエンパイア、ブルボンネット、センチュリオンらは中団後方の位置取り。シンガリにサンワクラウンとハッピーファミリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

福島放送賞、アローエンパイアが武器である先行力を活かした好位追走の立ち回りで2勝目を手にする

先頭はリニアチカラでリードは体半分。2番手にアローエンパイアが続く。その2馬身以上後ろ、ハッピーファミリーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける7番人気のリニアチカラ。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた1番人気のアローエンパイアが自慢の末脚を弾けさせてリニアチカラを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴んだ。2着のリニアチカラから5馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたハッピーファミリーが入った。2番人気のブルボンネットは後方3番手にいたがいいところなく9着に敗れた。