2歳未勝利

レース展開

アーチャーズリングがハナに立つ展開、僅かな差でクレマンが続く

先手を奪ったのはアーチャーズリング。半馬身のリードでレースを引っ張っていく。2番手にクレマンが続く。その直後、パリモンマルトルとニシノシコンが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはラインマッシモとジャベルアンドレ。その1馬身後ろ、パスイ、イサチルルンルン、ミコジェンヌらは中団前め。カエデは中団馬群の真ん中あたりを追走。ジョリプリュネル、モリトカチグリ、トニーハピネスらは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはブルベアタカナ。5馬身以上差があって、後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはトミケンムトル。ポツンと離れた最後方にモッコスファイターがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ミコジェンヌが途中から上がっていくダイナミックな取り口で初勝利を挙げる

先頭はアーチャーズリングでリードは半馬身。2番手にクレマンとニシノシコンが続く。そのすぐ後ろ、ラインマッシモ、ミコジェンヌ、ジャベルアンドレらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいた1番人気のミコジェンヌが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、中団後方の位置から矢のような伸びを見せたイサチルルンルンが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団前目の位置から閃光のような末脚を発揮した2番人気のカエデが入った。そこから3馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたクレマンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、好位にいたラインマッシモが食い込んだ。