美浜特別

レース展開

マテラシオンが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むタミルナードゥ

マテラシオンがハナに立つ形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にタミルナードゥが続く。続いて、ゼニスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはクリノファイヤー。その1馬身後ろ、アンタエウスは中団前め。グラスピエーナは中団馬群の丁度真ん中を追走。コスモチェントロは中団後方の位置取り。モズリュウオウは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはザビーチ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはファシノーザ。シンガリにマイネルハレオがいる隊列で最初のコーナーを通過。

美浜特別、ゼニスが生来のレースセンスを駆使した手堅い走りで押し切る

先頭はマテラシオンでリードは1馬身。単独の2番手にゼニスが続く。その後ろ、アンタエウスが3番手。1馬身離れて、タミルナードゥが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続けるマテラシオン。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいた2番人気のゼニスがグングンと終いの脚を伸ばしてマテラシオンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着のマテラシオンから2馬身差の3着には、3番手の位置から天稟の勝負根性でゴールまで力走した1番人気のアンタエウスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたモズリュウオウが入線した。