レース展開

アフリカンビートが逃げを打つ恰好となり、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にアドマイヤダンサーが続く。2馬身以上差があって、ドラゴンキャプテンとマチカネゲンジが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはヤマニンスプラウトとマイネルシュピール。その1馬身後ろ、ジョリーノエルは中団前め。アドバンテージは中団馬群のど真ん中を追走。その少し後ろ、ヤクモキャットは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ディーエスハリアーとアクレイムが10番手。ジャッキーテーストとゴールデンミシエロは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはジェイケイテイオー。どん尻にレディインブラックとアポロイレヴンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

本栖湖特別、ドラゴンキャプテンが負けじ魂を発揮してゴール寸前の熾烈な叩き合いを鼻差で物にする

先頭はアフリカンビートでリードは1馬身。単独の2番手にアドマイヤダンサーが続く。そのあと、ドラゴンキャプテンが3番手。そのすぐ後ろ、マチカネゲンジが4番手。1馬身離れて、ヤマニンスプラウトとマイネルシュピールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいたドラゴンキャプテンが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は凄まじい脚色で追い迫ったジャッキーテーストをハナ差で抑え込み勝利を掴んだ。2着のジャッキーテーストからクビ差の3着には、逃げ粘ったアフリカンビートが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた15番人気のヤマニンスプラウトが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたディーエスハリアーが食い込んだ。1番人気のマチカネゲンジは好位にいたが失速して8着に敗れた。