伏拝特別

レース展開

カネトシブレスが馬群を率いる展開、2番手の位置にアナトリアが続く

カネトシブレスが端をきり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にアナトリアが続く。そのすぐ後ろ、サリネロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアドマイヤデライトとルミノーザ。その1馬身後ろ、ベリーグレートは中団前め。タイキラトナンジュとクーファディーヴァは中団馬群のど真ん中を併走。ダーリンラブラとシェヴェルニーは中団後方の位置取り。その後ろ、コンピレーションが11番手。後方7番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはマッタナシ、バトルグランドリイ、ショーストームら3頭。後方2番手の位置で脚をタメるのはブラウンローズ。シンガリにブレイズガールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

伏拝特別、アドマイヤデライトが高いレースセンスを活かしたスムーズな取り口で久々の美酒

先頭はカネトシブレスでリードは1馬身。単独の2番手にアドマイヤデライトが続く。その後ろ、アナトリアとサリネロが3番手。1馬身離れて、タイキラトナンジュとルミノーザが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた2番人気のアドマイヤデライトがきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったブレイズガールを半馬身退けてトップでゴールへと飛び込んだ。2着のブレイズガールからクビ差の3着には、先行勢の後ろの位置から力強いフットワークでゴールまで頑張ったタイキラトナンジュが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったカネトシブレスが入線、さらに半馬身差の5着には、中団にいたマッタナシが食い込んだ。1番人気のコンピレーションは中団後方にいたが決め手が足りず6着に敗れた。