新冠産米「判官伝説」賞

レース展開

リルドゥセルマンが後続を引っ張る展開、その直後を進むエストラテーガとクリノサプライズ

先頭に立ったのはリルドゥセルマン。リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にエストラテーガとクリノサプライズが並ぶ。その後ろ、インザロングランが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、キタノインスパイアは中団前目。トーアテンジンは中団馬群の真ん中あたりを追走。モクランとアーニャは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはニットウモナコとキタノロビンソン。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはレッドオルティス。どん尻にケンプファーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

新冠産米「判官伝説」賞、リルドゥセルマンが他馬を子供扱いするかの様な余裕綽々の内容で断然人気に応える

先頭はリルドゥセルマンでリードは1馬身。単独の2番手にエストラテーガが続く。その後ろ、インザロングランが3番手。1馬身離れて、クリノサプライズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む1番人気のリルドゥセルマン。そのままリルドゥセルマンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に約12馬身の大差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、中団後方の位置からひと際目立つ伸びを見せた10番人気のモクランが続き、2着とクビ差の3着には、中団の位置からゴールまでジンワリと伸びたトーアテンジンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のアーニャが入線した。