2歳

レース展開

アスペラータが隊列を引っ張る形、その直後にトーマス、エスプリローレル、ナイスシリアスワンが取り付く

アスペラータが敢然とにハナを切り、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にトーマス、エスプリローレル、ナイスシリアスワンらが並ぶ。その1馬身後ろ、ドリームスカイは中団前め。リンドカッチーは中団馬群の真ん中を追走。ナリショーオーナーは中団後方の位置。ルナシルバーは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはキョウエイパントル。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはケイアイベルガー。殿にヴィクトリーポーズがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ドリームスカイが出色の差し脚を発揮して前方の各馬他馬を難なくねじ伏せる

先頭はトーマスでリードは1馬身。単独の2番手にエスプリローレルが続く。その後ろ、ドリームスカイが3番手。1馬身離れて、アスペラータが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるトーマス。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のドリームスカイが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、途中から先頭に立ったトーマスが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切った2番人気のエスプリローレルが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団で直線を迎えたリンドカッチーが入線した。