一般C2六七

レース展開

ミウラチェルシーが後続を率いる展開、その直後を追走するワタリサウンド

ミウラチェルシーが敢然と端をきり、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にワタリサウンドが続く。そのあと、アントワーヌチヨが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエーシンバウロー。その1馬身後ろ、コチョウノマイは中団やや前。マロンデザイヤーは中団馬群の真ん中付近を追走。マチコセンセイは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、コーエイオウカが8番手。レティセラは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはオースミユニバース。後方2番手の位置でじっと我慢するのはマイネルエトナ。しんがりにオートスピリットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

レティセラが早めに動いていく強気な立ち回りで待望の初白星を挙げる

先頭はミウラチェルシーでリードは1馬身。2番手にマロンデザイヤーとアントワーヌチヨが続く。そのすぐ後ろ、レティセラが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のマロンデザイヤー。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたレティセラが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から弾けるように急駛した1番人気のマロンデザイヤーが続き、2着と1馬身半差の3着には、逃げ粘ったミウラチェルシーが入った。そこから2馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えた10番人気のアントワーヌチヨが入線した。2番人気のオースミユニバースは後方4番手にいたがもうひとつ伸びを欠き5着に敗れた。