エリカ賞

レース展開

メイショウゴーフルが全馬を牽引、その直後を進むヒロノラメール

メイショウゴーフルが先手を奪い、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にヒロノラメールが続く。続いて、オスカーブレーヴが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、メリオーレムは中団やや前。バロンドールは中団馬群の真ん中を追走。カーメルタザイトは中団後方の位置。そのあと、オールデュスヴランとミラキュラスドラマが7番手。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはラケダイモーン。最後方にガルデルクラージュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリカ賞、メリオーレムが優れた自在性を駆使した隙のない走りで優勝

先頭はメイショウゴーフルでリードは体半分。2番手にヒロノラメールが続く。そのすぐ後ろ、オスカーブレーヴとメリオーレムが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは10番人気のヒロノラメール。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた1番人気のメリオーレムが少しずつ前との差を詰めてヒロノラメールを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着のヒロノラメールから1馬身半差の3着には、中団後方の位置からパワフルな末脚を披露したカーメルタザイトが入った。2番人気のオスカーブレーヴは好位にいたがいいところなく4着に敗れた。