花野特別

レース展開

ベルモントアーサーが集団を引き連れる展開、そのあとにブラッドディガーが続く

ベルモントアーサーが主導権を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にブラッドディガーが続く。そのすぐ後ろ、ウエストチェスターが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはダイワフォルゴーレ。その1馬身後ろ、ローレンネイティブは中団前め。アオイハルは中団馬群のど真ん中を追走。カカボゴールドは中団後方の位置。その直後、ダンツクロフネが8番手。ウォーラシアンは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはロッキーダブリン。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはインベストホープ。殿にスイフトトラップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

花野特別、アオイハルが自分から進出する積極果断なレーススタイルで6勝目を獲得

先頭はベルモントアーサーとブラッドディガーでリードは1馬身。ダイワフォルゴーレが3番手。1馬身離れて、アオイハルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは2番人気のダイワフォルゴーレ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた1番人気のアオイハルが驚異的な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着には、3番手の位置から持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いた2番人気のダイワフォルゴーレが続き、2着と1馬身差の3着には、後方3番手の位置から妙々たる末脚を発揮したスイフトトラップが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えたウォーラシアンが入線した。