2歳新馬

レース展開

プリンスチャームが全馬をリードする展開、その少し後ろに続くフレンチクイーンとディアシオドージア

主導権を奪ったのはプリンスチャーム。リードを2馬身以上確保して集団を引っ張っていく。2番手にフレンチクイーンとディアシオドージアが並ぶ。そのすぐ後ろ、ケイティディライトが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、シカゴテソーロ、ショウリオウ、マイネルテナシャスらは中団やや前。少し間隔を置いて、チンクエテッレとハーディンは中団後方の位置取り。ワイルドブリットは後方4番手に控えて虎視眈々と機を待つ。やや差があって、後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはコスモビートイット。さらに2馬身以上離れて、後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはセキセキ。ポツンと離れた最後方にマクゴナガルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マイネルテナシャスが低かった前評判を覆す様な力走を見せて波乱の立役者に！

先頭はプリンスチャームでリードは1馬身。単独の2番手にフレンチクイーンが続く。そのすぐ後ろ、ディアシオドージア、ケイティディライト、マイネルテナシャスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、好位にいた10番人気のマイネルテナシャスがぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は凄まじい脚色で追い迫った2番人気のコスモビートイットをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のコスモビートイットから半馬身差の3着には、中団前目の位置からキレのある末脚を発揮したチンクエテッレが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったプリンスチャームが入線した。