4歳未勝利

レース展開

デンバーシチーが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むカシマダイリン

デンバーシチーがハナを切る形となり、リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にカシマダイリンが続く。その後ろ、ツジノボールとリバープリンセスが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはハヤテカナディアン。その1馬身後ろ、マイネルバスターとゴールドスピリットは中団やや前。ラプシイキングとハードボイルドは中団馬群の真ん中付近を併走。メジロクモトリとニューアプローズは中団後方の位置。ノヴァホークとボストンダイヤは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはヒカルフレミングとダーリングエスパー。シンガリにバリアントケンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

デンバーシチーが天資のスピードで端を取って、そのまま直線でも勢い衰えず先頭でゴールに入る

先頭はデンバーシチーでリードは体半分。2番手にリバープリンセスが続く。そのすぐ後ろ、ラプシイキング、カシマダイリン、ニューアプローズらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、抜け出したのは1番人気のデンバーシチー。そのままデンバーシチーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から見事な伸び脚で驀進した2番人気のラプシイキングが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団前目の位置から妙々たる末脚を発揮したハヤテカナディアンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた14番人気のボストンダイヤが入線、さらに1馬身差の5着には、2番手にいたリバープリンセスが食い込んだ。