雁来紅賞

レース展開

ムルシェラゴが一団を引き連れる形、そのあとにエリタダスが取り付く

ムルシェラゴが先手を奪い、後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にエリタダスが続く。その後ろ、ゴールデンチョイスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはナックファルコン。その1馬身後ろ、ザプリオレスは中団やや前。スマートフレイは中団馬群のちょうど真ん中を追走。バリチューロは中団後方の位置取り。その直後、ミネソタが8番手。そのすぐ後ろ、アナザークイーンが9番手。レディグレイは後方4番手で進出の機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはエッジラッシュ。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはカクシン。最後方にミカチャンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

雁来紅賞、ナックファルコンが猛烈な差し脚を繰り出して前方の各馬を軽々とねじ伏せる

先頭はムルシェラゴでリードは1馬身。2番手にエリタダスとゴールデンチョイスが続く。その直後、ナックファルコンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいたナックファルコンが異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、8番手の位置から鮮やかな伸び脚で驀進したミネソタが続き、2着と1馬身半差の3着には、中団の位置からゴールまでジンワリと伸びたスマートフレイが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったムルシェラゴが入線した。1番人気のエッジラッシュは後方2番手にいたがあとひと押しが利かず9着に敗れた。