レース展開

セトノジャーニーとダンスインザスカイ

ダンスインザスカイとセトノジャーニーが並んで逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って集団を引っ張っていく。スターピューピルが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、アドマイヤジャガーは中団やや前。エイドリアーンは中団馬群の真ん中あたりを追走。サクラシリアスは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ペパーミントとウォーターデュークが7番手。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはムーンライトリリー。シンガリにブルジョワがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファイナルレース、スターピューピルが古馬の底力を見せる様な堂々とした走りで8勝目をつかむ

先頭はスターピューピルでリードは1馬身。単独の2番手にセトノジャーニーが続く。そのすぐ後ろ、エイドリアーンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を疾走するスターピューピル。そのままスターピューピルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、3番手の位置から堅調な伸びを見せた1番人気のエイドリアーンが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から天性の我慢強さを発揮してゴールまで力闘したセトノジャーニーが入った。2番人気のムーンライトリリーは7番手にいたが伸びきれず4着に敗れた。