新冠産駒杯

レース展開

ユンゼイが先陣を切る形、そのあとに続くアポロゴールド

ユンゼイが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にアポロゴールドが続く。その後ろ、ヤマチョウルンバとアウズが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アルベルトバローズは中団前寄り。アイドルとゴールドウォッチは中団後方の位置。ケージーアメリカンは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはタイセイマリーン。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはアンフォルタス。しんがりにロイヤルファミリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

新冠産駒杯、アポロゴールドが負けじ魂を発揮してゴール寸前の熾烈な叩き合いを頭差で物にする

先頭はアポロゴールドでリードは1馬身。2番手にユンゼイとヤマチョウルンバが続く。その後ろ、アウズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走る2番人気のアポロゴールド。そのままアポロゴールドが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がるヤマチョウルンバをアタマ差で凌ぎ切り勝利を掴んだ。2着のヤマチョウルンバから4馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切った9番人気のタイセイマリーンが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたアイドルが入線した。1番人気のアウズは絶好位にいたが失速して7着に敗れた。