千里山特別

レース展開

ヒルノドンカルロが集団を率いる展開、直後の位置にアグネスミニッツが取り付く

ヒルノドンカルロがハナに立ち、リードを1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にアグネスミニッツが続く。続いて、タツゴウゲキが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはラディウス。その1馬身後ろ、トルストイとバティスティーニは中団前目。ダブルイーグルとリッジマンは中団後方の位置取り。5馬身以上差があって、後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはダイシンロイ。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはサダムロードショー。少し離れた殿にアドマイヤツヨシがいる隊列で最初のコーナーを通過。

千里山特別、タツゴウゲキが持ち味の機動力を駆使したお手本の様な内容で3勝目を奪取

先頭はヒルノドンカルロでリードは半馬身。2番手にアグネスミニッツが続く。その後ろ、タツゴウゲキとラディウスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるヒルノドンカルロ。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた2番人気のタツゴウゲキが一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を物にした。2着には、逃げ粘ったヒルノドンカルロが続き、2着とハナ差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したラディウスが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた1番人気のバティスティーニが入線した。