4歳以上C3二

レース展開

サンアントニオが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するマーストファクト

サンアントニオが端を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にマーストファクトが続く。そのすぐ後ろ、ネッダが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはトーセンネッロ。その1馬身後ろ、フォーネルは中団前め。バニラオーキッドは中団馬群の真ん中を追走。ネオアスペクトは中団後方の位置取り。その直後、イリアが8番手。ニシノフレデリカは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはミッツヒメ。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはテンノリュウギ。最後方にピースアンドラヴがいる隊列で最初のコーナーを通過。

サンアントニオがモノが違うと言わんばかりの圧巻の内容で人気に違わぬ実力を証明

先頭はサンアントニオでリードは2馬身以上。単独の2番手にマーストファクトが続く。そのあと、ネッダが3番手。1馬身離れて、トーセンネッロが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、軽快に逃げ続ける1番人気のサンアントニオ。そのままサンアントニオが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に6馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、2番手の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたマーストファクトが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団前目の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったバニラオーキッドが入った。そこからクビ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたネッダが入線した。2番人気のフォーネルは8番手にいたが最後一杯になって12着に敗れた。