レース展開

ポッドヘイローとハンバーグハマー

ポッドヘイローとハンバーグハマーが並んでハナを切る恰好となり、後続との差1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。キアロヴェローチェが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはセンテッドジュエル。その1馬身後ろ、ダンスケは中団前め。シシは中団馬群の真ん中付近を追走。ハイライフとベントディパーチェは中団後方の位置取り。エギエネスは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手で腰を据えて運ぶのはアネモスエルピーダ。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはスパークロス。最後方にフィーロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

園田競馬場設立95周年アニバーサリー賞、ハイライフが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで8勝目をつかむ

先頭はポッドヘイローでリードは1馬身。単独の2番手にハンバーグハマーが続く。その直後、キアロヴェローチェが3番手。1馬身離れて、ハイライフが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいたハイライフが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団後方の位置から矢のような伸びを見せたスパークロスが続き、2着とアタマ差の3着には、逃げ粘ったポッドヘイローが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えたハンバーグハマーが入線した。2番人気のシシは中団にいたが伸びが甘くなり5着に敗れた。