第121回 天皇賞（春） (G1)

レース展開

タマモイナズマが隊列をリードする展開、少し離れた2番手を進むレオリュウホウ

タマモイナズマが先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って一団を牽引。単独の2番手にレオリュウホウが続く。少し差があって、トキオアクセルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはナリタトップロード。その1馬身後ろ、ノボエイコーオーは中団前目。ステイゴールドは中団馬群の真ん中あたりを追走。2馬身以上差があって、テイエムオペラオーは中団後方の位置。続いて、ホッカイルソーが8番手。トシザブイは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手でじっくりと運ぶのはラスカルスズカ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはジョーヤマト。少し離れたしんがりにテナシャスバイオがいる隊列で最初のコーナーを通過。

天皇賞（春）、テイエムオペラオーが積極的なレーススタイルで最強ステイヤーの称号を獲得

先頭はレオリュウホウでリードは体半分。2番手にナリタトップロードが続く。そのすぐ後ろ、テイエムオペラオーが3番手。1馬身離れて、ステイゴールド、ホッカイルソー、トシザブイらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた1番人気のテイエムオペラオーが鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は段々と追い迫ったラスカルスズカを3/4馬身振り切り勝利を掴んだ。2着のラスカルスズカから3/4馬身差の3着には、2番手の位置からパワフルな末脚を披露した2番人気のナリタトップロードが入った。そこから3馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたステイゴールドが入線した。