’99ベストステッキ特別（10）

レース展開

ジョコンダクイーンが集団を先導、2番手の位置にダンスフォージョイが取り付く

端をきったのはジョコンダクイーン。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にダンスフォージョイが続く。そのあと、パールスパークが3番手の絶好位につける。その後ろ、レオプラスは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはクリールメティオ。その1馬身後ろ、イシノショウグンは中団前目。ホワイトリープは中団馬群の丁度真ん中を追走。マエノジャスティスは中団後方の位置取り。続いて、ザサードマンが9番手。ミランサミットは後方5番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。マイネルカージナルは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと運ぶのはオリエントギャル。後方2番手の位置で末脚を温存するのはアキノビクトリー。シンガリにゼンノラシアンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’99ベストステッキ特別（10）、ダンスフォージョイが自慢のレースセンスを活かしたスムーズな競馬で初白星を挙げる

先頭はジョコンダクイーンでリードは1馬身。単独の2番手にダンスフォージョイが続く。その後ろ、レオプラスが3番手。その直後、イシノショウグンが4番手。1馬身離れて、パールスパークが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたダンスフォージョイが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った1番人気のホワイトリープをクビ差で封じてトップでゴールを駆け抜けた。2着のホワイトリープから2馬身差の3着には、後方5番手の位置から閃光のような末脚を繰り出したオリエントギャルが入った。そこから3馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたザサードマンが入線、さらに1馬身半差の5着には、絶好位にいた2番人気のレオプラスが食い込んだ。