レース展開

ハイドンセットが端を奪い、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にコスモジョイジョイが続く。そのすぐ後ろ、ゴールドフィルドが3番手。その直後、ピアノコンチェルトが4番手。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはスパンコール。シンガリにアクティブボスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

JBC川崎まであと60日、スパンコールが負けん性を発揮してゴール直前の激しい闘いをハナ差でモノにする

先頭はハイドンセットでリードは1馬身。単独の2番手にコスモジョイジョイが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのは2番人気のコスモジョイジョイ。そのまま押し切るかに思われたが、3番手にいた1番人気のスパンコールがぐんぐんと終いの脚を伸ばしてコスモジョイジョイを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を物にした。2着のコスモジョイジョイから1馬身1/4差の3着には、逃げ粘ったハイドンセットが入った。