4歳未勝利

レース展開

オンワードオレゴンが後続を牽引、その半馬身後ろにスピードメロスが取り付く

オンワードオレゴンが先手を取る形となり、半馬身のリードで馬群を先導。2番手にスピードメロスが続く。そのすぐ後ろ、テネシーモーリーとハーバーフラッグが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはセントアイアンとアーバンカーボーイ。2馬身以上空いて、マウントジョー、ダイナミックレディ、カネダイプリンスらは中団前め。アジヤホークは中団後方の位置取り。少し間が空いて、後方7番手でジックリと折り合いに専念するのはメジロメディア、パッチワーク、セントアベベら3頭。さらに少し離れて、後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはナカノビックワン。ポツンと離れたしんがりにマルトヨカリムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スピードメロスが途中で端に立って、そのまま後続を抑え切る小細工のない横綱相撲で未勝利勝ち

先頭はスピードメロスでリードは体半分。2番手にオンワードオレゴンが続く。そのすぐ後ろ、テネシーモーリーが3番手。1馬身離れて、セントアイアンとアーバンカーボーイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る1番人気のスピードメロス。そのままスピードメロスが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がる2番人気のテネシーモーリーを半馬身退けて勝利を手に入れた。2着のテネシーモーリーから1馬身差の3着には、中団前目の位置から力強い脚運びでゴールまで走り切ったダイナミックレディが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたアーバンカーボーイが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいた12番人気のメジロメディアが食い込んだ。