一般C3十三十四十五

レース展開

アエノアビリティーが隊列を率いる展開、2番手を追走するモエレティアラ

ハナに立ったのはアエノアビリティー。リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にモエレティアラが続く。その後ろ、リコーヨミが3番手の絶好位につける。その直後、タケノミリオンは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはハヤカゼ。その1馬身後ろ、スマートセイントは中団前寄り。ファルコワンは中団馬群の真ん中あたりを追走。ブルーフォンテンは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、ゲットライコムが9番手。ブランドコンコルドは後方5番手で他馬の様子を見ながらの競馬。ビービーボンドは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはグランソルジャー。後方2番手の位置で力を溜めるのはパルビフロールス。しんがりにアマノコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

タケノミリオンが優れた機動力を活かしたソツのない競馬で待望の初白星を挙げる

先頭はリコーヨミでリードは1馬身。2番手にアエノアビリティーとモエレティアラが続く。そのあと、ハヤカゼが4番手。1馬身離れて、タケノミリオンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるリコーヨミ。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいたタケノミリオンが豪快な末脚を弾けさせてリコーヨミを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。2着のリコーヨミから2馬身差の3着には、4番手の位置から稟賦の敢闘精神でゴールまで力戦した11番人気のハヤカゼが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方4番手で直線を迎えた1番人気のグランソルジャーが入線、さらに半馬身差の5着には、中団前目にいた13番人気のスマートセイントが食い込んだ。2番人気のビービーボンドは後方2番手にいたが末脚弾けず7着に敗れた。