第39回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ダイワカーリアンが端に立つ展開、そのすぐ後ろに続くメジロロンザン

ハナに立ったのはダイワカーリアン。後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にメジロロンザンが続く。そのあと、シンコウシングラーとスエヒロコマンダーが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アドマイヤボスは中団前寄り。ファイトコマンダーは中団馬群の丁度真ん中を追走。シングンオペラとクラフトマンシップは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で力を溜めるのはトウカイオーザ。殿にハッピールックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、トウカイオーザが閃光の如き差し脚を繰り出して前の各馬をまとめて一蹴

先頭はダイワカーリアンでリードは体半分。2番手にメジロロンザンが続く。その直後、スエヒロコマンダーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、後方3番手にいた2番人気のトウカイオーザが驚異的な末脚を爆発させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利をモノにした。2着には、最後方の位置から迫力満点の伸びを見せたハッピールックが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張った8番人気のシングンオペラが入った。1番人気のアドマイヤボスは中団前目にいたが見せ場なく5着に敗れた。