かわさきジャズ&かわさきミュートン記念

レース展開

ジュウニントイロが一団を率いる形、そのあとにラブシックボッサとウインブリエが取り付く

ジュウニントイロが先手を取り、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。2番手にラブシックボッサとウインブリエが並ぶ。そのすぐ後ろ、スマイルスライヴが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、シカゴフォンテンは中団前目。アルティメットは中団馬群の真ん中を追走。マイアミは中団後方の位置取り。その直後、セイウンサニーが8番手。続いて、マジカルレイズが9番手。パイロデキセキは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはディセントラライズ。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはアドルナティック。殿にクリスタルアローがいる隊列で最初のコーナーを通過。

かわさきジャズ&かわさきミュートン記念、シカゴフォンテンが早めに先頭に立ち、そのまま後続を振り切る安定感のある横綱競馬で5勝目をつかむ

先頭はシカゴフォンテンでリードは1馬身。単独の2番手にラブシックボッサが続く。そのすぐ後ろ、マイアミが3番手。1馬身離れて、マジカルレイズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を走るシカゴフォンテン。そのままシカゴフォンテンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったパイロデキセキをクビ差で封じて勝利を収めた。2着のパイロデキセキからクビ差の3着には、2番手の位置から天稟の勝負根性でゴールまで力走した10番人気のラブシックボッサが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたマイアミが入線した。1番人気のマジカルレイズは先行勢の後ろにいたが見せ場なく7着に敗れた。2番人気のジュウニントイロは9番手にいたがいいところなく11着に敗れた。