3歳

レース展開

メモリーバリケードが全馬を引き連れる形、その直後に続くピンクダンサー

メモリーバリケードが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にピンクダンサーが続く。そのあと、サンテレホートが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、チヨビッグシーは中団前目。キシュウソレイユは中団馬群の真ん中付近を追走。パオラレジーナは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、オリアナフィオーレが7番手。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはジャングルランブル。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはプエブラ。シンガリにクライストチャーチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

メモリーバリケードが圧倒的なスピードで端を奪うと、後続に付け入る隙を与えず鮮やかに逃げ切る

先頭はメモリーバリケードでリードは1馬身。単独の2番手にジャングルランブルが続く。少し空いて、パオラレジーナが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む1番人気のメモリーバリケード。そのままメモリーバリケードが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せたジャングルランブルが続き、2着と約13馬身差の3着には、3番手の位置から天性の闘志でゴールまで力闘した8番人気のパオラレジーナが入った。2番人気のピンクダンサーは中団にいたがいいところなく6着に敗れた。