3歳以上500万下

レース展開

トーセンブレイクが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くウインドストーム

トーセンブレイクが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にウインドストームが続く。その後ろ、アンティックタイルフォルタレーザが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアジャリ。その1馬身後ろ、ナンヨーワルツブレイバーは中団前目。ゴールデンヴィットペイデイは中団馬群のちょうど真ん中を併走。マルターズビクターエステヴァンは中団後方の位置取り。イットーフレンチコクサイトップラヴは後方4番手で進出の機を待つ。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはチェリスト。しんがりにミルククラウンボナパルトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フォルタレーザが他馬を置き去りにする圧巻の競馬で久方ぶりの一戦を制す

先頭はトーセンブレイクでリードは1馬身。単独の2番手にウインドストームが続く。その後ろ、アンティックタイルゴールデンヴィットフォルタレーザブレイバーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のトーセンブレイク。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいたフォルタレーザが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に7馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、逃げ粘ったトーセンブレイクが続き、2着とハナ差の3着には、中団後方の位置から切れ味のいい末脚を発揮したイットーフレンチが入った。そこから半馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたブレイバーが入線、さらにクビ差の5着には、同じく好位にいた15番人気のゴールデンヴィットが食い込んだ。2番人気のマルターズビクターは中団前目にいたがもうひとつ伸びを欠き6着に敗れた。