すずらん賞

レース展開

セイエスパーニャが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにサンマルトゥーレが取り付く

セイエスパーニャが逃げを打つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にサンマルトゥーレが続く。その直後、シゲルピューマが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、キットピークは中団前目。ブルーフラッシュは中団馬群の真ん中付近を追走。カシノレビンは中団後方の位置。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはシュクレビジュー。後方2番手の位置で力をタメるのはデルマジュロウジン。しんがりにアンバーグリスキーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

すずらん賞、キットピークが古馬の地力を示す様な迫力十分の走りで9勝目を手中に収める

先頭はサンマルトゥーレでリードは1馬身。単独の2番手にセイエスパーニャが続く。その直後、キットピークが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるサンマルトゥーレ。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいた1番人気のキットピークが目を見張るような末脚を炸裂させてサンマルトゥーレを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のサンマルトゥーレから2馬身差の3着には、後方3番手の位置からゴールまでジンワリと伸びたブルーフラッシュが入った。2番人気のカシノレビンは中団にいたがいいところなく6着に敗れた。