アラスカシーフード賞

レース展開

クランキングアップが馬群をリードする形、直後の2番手にナイトメアが続く

先頭を行くのはクランキングアップ。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にナイトメアが続く。その直後、ジュウワンローズが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、トニーシャレードは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはマルカンファイヤー。その1馬身後ろ、ファーストペンギンは中団やや前。ワイエスアンアンは中団馬群の真ん中あたりを追走。インベストウッドは中団後方の位置取り。そのあと、キングシャノンが9番手。ベルウッドスワローは後方5番手に待機して前方各馬の動きを静観。リックブライアンは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはエムザックヒーロー。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはコスモマギカ。シンガリにパワポケゴールドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アラスカシーフード賞、トニーシャレードが高いレースセンスを活かしたスムーズな取り口で先頭ゴールを果たす

先頭はクランキングアップでリードは1馬身。単独の2番手にジュウワンローズが続く。そのすぐ後ろ、トニーシャレードが3番手。その後ろ、ファーストペンギンが4番手。1馬身離れて、ナイトメアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける2番人気のクランキングアップ。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいたトニーシャレードが別次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身半の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、逃げ粘ったクランキングアップが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団前目の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったマルカンファイヤーが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた1番人気のジュウワンローズが入線、さらに半馬身差の5着には、中団にいたワイエスアンアンが食い込んだ。