山口宏之生誕43周年記念杯

レース展開

メイショウロッソが端に立つ形、そのすぐ後ろに続くリンノメサイア

メイショウロッソが先手を取る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にリンノメサイアが続く。そのあと、ルックスグーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはチャンピオンムーン。その1馬身後ろ、ファンタスマゴリアは中団前寄り。フェイスシャインは中団馬群の真ん中付近を追走。デトロイトスターは中団後方の位置。その後ろ、スイフトフォンテンが8番手。パッピンスは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはアルファエクサ。後方2番手の位置で末脚を温存するのはハヤブサヒカリ。どん尻にエカテリーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

山口宏之生誕43周年記念杯、ルックスグーが天賦のレースセンスを駆使した巧みな競馬で先頭ゴールを果たす

先頭はメイショウロッソでリードは1馬身。単独の2番手にリンノメサイアが続く。そのあと、ルックスグーが3番手。1馬身離れて、チャンピオンムーンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいたルックスグーが徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は凄まじい脚色で追い迫ったスイフトフォンテンを半馬身退けてトップでゴールに飛び込んだ。2着のスイフトフォンテンからハナ差の3着には、2番手の位置から天稟のガッツでゴールまで力走した2番人気のリンノメサイアが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたファンタスマゴリアが入線した。1番人気のチャンピオンムーンは先行勢の後ろにいたが見せ場なく5着に敗れた。