3歳以上1勝クラス

レース展開

モアリジットが後続を引き連れる展開、半馬身差の2番手を進むサドルとニホンピロカラット

モアリジットが先手を奪い、半馬身のリードで一団を牽引。2番手にサドルとニホンピロカラットが並ぶ。続いて、メイショウミシガンとドライグが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、トウカイエルデは中団前寄り。イエデゴロゴロとエリカグロリアは中団馬群のちょうど真ん中を併走。マンノライトニングとアンジュグルーヴは中団後方の位置取り。そのあと、ゴットゴーゴーが11番手。スターザサンライズとアルファヒディは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはヘルモーズ。2馬身以上差があって、後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはハリウッドブルース。しんがりにフォティックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヘルモーズが雷光の如き末脚を繰り出して前の馬たちを次々とねじ伏せる

先頭はモアリジットでリードは半馬身。2番手にサドルとニホンピロカラットが続く。そのすぐ後ろ、メイショウミシガンとドライグが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのは1番人気のメイショウミシガン。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいたヘルモーズが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、4番手の位置からビュッと切れる脚で猛進した1番人気のメイショウミシガンが続き、2着とクビ差の3着には、後方2番手の位置から閃光のような末脚を発揮したハリウッドブルースが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、2番手で直線を迎えた2番人気のニホンピロカラットが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたアンジュグルーヴが食い込んだ。