2歳未勝利

レース展開

ケンブリッジサクラが全馬を率いる形、その直後に続くルパピヨンブランとノリチャンボウルズ

ケンブリッジサクラがハナに立つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にルパピヨンブランとノリチャンボウルズが並ぶ。そのあと、ルミテュットとヴンダーバールが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ライフイズとタートルインメイは中団前目。セニングとアンディラメナは中団馬群の真ん中あたりを併走。ルーンは中団後方の位置取り。トランセンコとアンファールは後方4番手で機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはサーロー。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはシュガームーン。最後方にサンクスアミリオンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アンディラメナが中団前目から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はケンブリッジサクラでリードは半馬身。2番手にルパピヨンブランとヴンダーバールが続く。そのあと、ルミテュットとノリチャンボウルズが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のヴンダーバール。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた2番人気のアンディラメナが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せた1番人気のヴンダーバールが続き、2着と5馬身差の3着には、4番手の位置から瞬発力に優れた末脚を披露したルミテュットが入った。そこから3馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたライフイズが入線、さらにクビ差の5着には、同じく中団後方にいたサーローが食い込んだ。