鳴海特別

レース展開

ヒルノケアンズがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するヴァレンティーネ

ヒルノケアンズが敢然と端をきり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にヴァレンティーネが続く。そのすぐ後ろ、タングルジャングルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはウォーターサムデイとモズベラベラ。その1馬身後ろ、ガッサンプレイとデルマヌラリヒョンは中団前目。ティズトレメンダスとキクノグラードは中団馬群の丁度真ん中を併走。シニスタークイーンは中団後方の位置。その後ろ、テムジンとカシノインカローズが11番手。ハンターワディは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはタマモベルモットとオーシャンパワー。しんがりにラパヌイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鳴海特別、デルマヌラリヒョンが中団前目から見事な末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はヒルノケアンズでリードは体半分。2番手にヴァレンティーネが続く。そのあと、タングルジャングルが3番手。1馬身離れて、ウォーターサムデイとモズベラベラが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団前目にいた2番人気のデルマヌラリヒョンが目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、食い下がるガッサンプレイを3/4馬身振り切り勝利を掴んだ。2着のガッサンプレイから1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したテムジンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた13番人気のラパヌイが入線、さらに3/4馬身差の5着には、2番手にいたヴァレンティーネが食い込んだ。1番人気のモズベラベラは先行勢の後ろにいたが失速して8着に敗れた。